はじめに
イーウィル:「ノブカワさん、今回は滋賀県での申請をお願いしたいんです。大津市の現場で出る廃材を自社で運びたいと思っていて」
ノブカワ:「滋賀県は琵琶湖を抱えているので、水質保全に関する配慮が強く求められる県です。このシリーズも18回目。環境への影響を意識した申請が特徴的ですね」
滋賀県の申請制度の特徴
ノブカワ:「滋賀県では、申請窓口は“県庁の循環社会推進課”です。県内業者も県外業者も、大津市内から出る廃材を運ぶには、ここに提出します」
ノブカワ:「ちなみに他の市の廃材を運ぶ際は、それぞれの地域の環境事務所に提出します。詳しくは滋賀県のサイトをご覧ください」
イーウィル:「その他に何か特徴はありますか?」
ノブカワ:「滋賀県では「事前協議制度」を採用しています。まず「事前計画等審査願(許可申請書)」を申請書一部(正本)とともに郵送で提出します。書類の不備や補正書類の提出などをこの段階で行います。」
ノブカワ:「事前協議終了後、滋賀県の収入証紙により手数料を納付して本審査に進みます」
実務者が気を付けたいポイント
ノブカワ:「琵琶湖の水質保全条例に基づき、運搬ルートや施設配置に関して“水域への影響を最小化する計画”を記載するよう求められるケースが増えているようです」
イーウィル:「水質保全って具体的にどう書けばいいんですか?」
ノブカワ:「例えば、雨天時の流出防止策や、湖岸近くでの積替え保管を避ける計画などですね」
ノブカワ:「法律・要綱上「必ず記載しなければならない」と明言されてはいないものの、滋賀県・琵琶湖流域という特殊性を考えると、申請をスムーズに進めるためにも「琵琶湖(流域)水質保全の観点からの運搬管理対策」を事業計画書に記載しておくことを強くおすすめします」
おわりに
ノブカワ:「今日は滋賀県の申請制度について、ひと通りご説明しました。琵琶湖を守るための水質保全配慮や、事業計画書への環境対策記載がポイントでしたね」
イーウィル:「ありがとうございます。」
ノブカワ:「弊所での申請に関してはこちら、相談したい場合はこちらまでお気軽にどうぞ。次回は京都府編を予定しています。」
イーウィル:「楽しみにしてます!」
