1. はじめに
岡山県で産業廃棄物収集運搬業の許可を取得する際は、「事前準備の正確さ」と「県の運用ルールへの適合」が結果を左右します。書類の形式や添付物、申請先の決定など、ちょっとした手落ちが補正や遅延につながりやすいので、実務で押さえておきたい要点を分かりやすく整理します。これから申請を進める方が、無駄な手戻りを減らしてスムーズに許可を得られるようにまとめました。
2. 申請制度の特徴
- 提出先
原則は岡山県知事宛の申請になります。ただし、岡山市・倉敷市の市域のみで収集運搬を行う場合は各市長宛となる例外があるため、事業の営業区域を最初に確定してください。詳しくは岡山県のサイトをご覧ください。 - 講習修了証の添付
許可申請では講習(振興センター等の所定講習)の修了証が必須となる運用が一般的です。修了証がないと手続きが進まない場合があるため、早めに受講しておきましょう。 - 標準処理期間
岡山県の標準処理期間は約90日(約3か月)と案内されることが多く、他県と比べてやや長めです。スケジュールは余裕をもって組んでください。 - 様式と添付書類
県指定の様式を使用し、事務所・事業場の位置図・写真など現地を示す資料を必ず添付します。提出様式は県の最新案内で確認してください。
3. 実務者が気を付けたいポイント
- 窓口持参が原則(郵送不可)
岡山県では申請を窓口持参で受け付ける運用が基本となっている場合があります。郵送での受付が不可、あるいは制限されることがあるため、事前に県窓口へ確認し、来庁の準備をしてください。 - 公的書類は発行日から3か月以内
登記事項証明書、納税証明書などの公的書類は発行日から3か月以内のもので揃える必要があります。取得日を必ず確認し、古い書類を添付しないよう注意してください。 - オンライン申請が可能
オンライン申請により提出いただく場合は、事前に電話で連絡の上、オンライン申請を行うことが必要です。オンライン申請後に、書留又はレターパックプラス(赤色)により、申請書の写し及び添付書類を郵送します。郵送は、オンライン申請日から1週間以内に必着となるようにしてください。 - 正本のファイリング提出(副本は任意)
実務上は正本を左綴じでファイリングして提出するのが基本です。副本は任意扱いのことが多いですが、正本は見やすく整理しておくと審査が早まります。書類一覧を先頭に付け、見出しを付けると審査官の確認がしやすくなります。 - 位置図・写真の精度
位置図は周辺道路幅、出入口、海抜や周辺施設との位置関係が分かるレベルで作成し、写真は外観だけでなく出入口や車両の出入り状況が分かるものを用意してください。精度が高いほど補正が減ります。 - 車両関係の最新要件確認
自動車検査証の電子化などに伴い、車両添付書類の要件が変わることがあります。車検証や使用権原(リース契約書等)は最新の県案内に合わせて準備してください。 - スケジュール管理
標準処理期間が約90日である点を踏まえ、契約や工期との整合性を早めに確認してください。補正が入るとさらに時間が延びる可能性があります。
4. おわりに
岡山県の申請は、講習修了証の取得・申請先の確定・県指定様式の遵守・位置図・写真の精度向上・正本のファイリングを丁寧に行うことが近道です。特に窓口持参の運用・公的書類の3か月ルール・標準処理期間90日の3点は実務に直結する重要事項です。事前相談を活用して不安点を潰し、余裕を持ったスケジュールで進めてください。
弊所での申請に関してはこちらをごらんください。申請について相談したい場合はこちらまでお気軽にどうぞ。
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